風邪にも似ている肺炎の症状ですが、油断ができない理由や根拠についてこちらの記事の中でご案内しています。肺炎と風邪の原因の違いや、症状の違いなど掲載中です。最終的に肺炎は医療機関受診が必要となるので、これらの判断の目安とできます。

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息苦しい場合は肺炎なの?風邪にも似た油断のできない症状とは

風邪を引くと痰が引っかかったり喉がぜいぜいして苦しくなることがありますから、咳や喉の痛みがある場合は風邪だと決めつけてしまう方も少なくありません。


肺炎はよく耳にする疾患であっても、まさか自分がかかるとは思わないので油断してしまうのですね。


確かに、風邪と肺炎の症状はとてもよく似ていますから自分では判断できませんが、息苦しさが伴う場合は肺炎の可能性もあります。


風邪というのは、肺に繋がっている上気道の部分で発症する病気です。


一方、肺炎は名前の通り肺に発症します。


肺炎の症状の特徴に息苦しさというのがありますが、これは肺に溜まったガスを交換する肺胞と呼ばれる部分にウイルスなどが感染して炎症が起こった状態になります。


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肺胞に炎症が起こると、二酸化炭素などのガスをスムーズに交換出来なくなるため、息が苦しくなってしまうのです。


また、息苦しさまで起こらないとしても、呼吸が浅くなったり早くなったりすることもあります。


こういった症状が出ても、風邪による咳のせいだと思ってしまいがちですし、実際に風邪でもこのような症状が起こります。


そのため肺炎だと気がつかないまま風邪薬で対処を続けてしまい、結果肺炎を悪化させることも多いです。


他に病気を持っていたり高齢じゃない限り、基本的に肺炎は治る病気ですが、それでも悪化すれば重症になってしまいます。


ですので12日であれば様子を見てもいいのですが、4日以上息苦しさや呼吸に異常があった場合は、肺炎の可能性もあるため医療機関を受診してください。

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