音楽を聞いているだけで自律神経失調症を治せるのでしょうか?音楽が刺激を与える副交感神経と、それによってどんな効果が得られるのか、ストレス解消などの観点からも考えましょう。上手な音楽の活用法について詳しい情報を掲載しています。

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音楽を聞くだけで自律神経の乱れを改善する方法とは

音楽にはメロディによって脳を活性化したり、癒しの効果があるというのはよく知られていることですが、実は自律神経の乱れを改善する効果も期待できます。


音楽による自律神経失調症の改善は医学的にも効果が認められているので、何をしても不調が続くという方は試してみるのもいいでしょう。


一般的に、音楽が働きかけるのは副交感神経です。


副交感神経は心身をリラックス状態にしてくれる神経で、体のダメージを修復したり、休ませたりするために働いています。


この副交感神経を活性化してあげると、体を緊張させたり興奮状態にする交感神経の働きが低下し、崩れたバランスが整うのです。


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では、実際にどんな音楽を聴けば良いのかというと、自分が好きで聴いていて心地よいものなら何でも構いません。


最近はヒーリングミュージックが人気ですが、こういったものじゃなくても、自分がリラックスできたり楽しい気分になれるものなら何でもいいのです。


バラードでもポップスでも、オルゴールでもクラシックでも好きであれば、それを聴くだけでリラックス状態になり副交感神経が優位になります。


アップテンポな曲ではダメと思われがちですが、例えば大好きなアーティストのコンサートに行って、あらゆるジャンルの音楽を聴いた時のことを考えてみてください。


ノリノリの音楽であっても、聴き終わった後疲れたり頭痛などの症状が出ることはないでしょう。


それよりも思い切り踊ったり楽しくなったりすることで、ストレスが発散されて気分がすっきりします。


ですので、疲れている時、眠る前など体を休めたいと思ったときに、自分の好きな音楽を聴くことは自律神経の乱れの改善方法としてとても有効なのですね。

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